アカウント情報だけでなく、保存した中身が対象

楽天ドライブの10月6日更新の公式案内では、一部システムの管理用アカウントの認証情報が不正に取得され、第三者がシステムへアクセスしたと説明されています。ケータイ Watchは同日17:42にこの件を報じました。

保存された写真や文書などのデータが取得・閲覧された対象は1万5,382アカウント。対象期間は1月29日から9月17日です。ログイン用の情報だけが問題になったのではなく、預けたファイルにアクセスされた点が利用者にとって大きな違いです。

3つの事象を、同じ被害として足し合わせない

公式発表は事象を分けています。8月27日には687アカウントのアカウント名、共有相手に見える表示名、プロフィール画像URLが取得・閲覧されました。

同日の313アカウントについては、それらに加え、変換されたパスワードと変換時に加える文字列も対象です。これらと保存データの1万5,382件を単純に合計して、重複のない被害者総数として扱うことはできません。

対象者への個別連絡と公式窓口を確認する

運営は不正アクセス経路の遮断や監視強化を行い、対象者へメールなどで個別に通知するとしています。アプリのダウンロードや新規アカウント発行の制限、関係当局への報告も案内しています。

発表時点で二次被害は確認されていません。ただし、保存データの取得・閲覧自体がなかったという意味ではありません。自分が対象か、どの対応が必要かは、公式のお知らせと個別案内で確認する必要があります。

不審な連絡には、その場で応じない

公式は、身に覚えのないログインや請求、脅迫的な連絡、なりすましと思われる接触があった場合、開封・対応せず窓口や警察へ相談するよう案内しています。届いたメッセージだけで本物と判断しないことが大切です。

クラウドに置く情報は人によって違います。今回の発表だけから、自分のすべての写真が外部公開されたと決めつけることもできません。対象とされる情報と自分への案内を照らし合わせて対応したい内容です。

まとめ

楽天ドライブの件は、保存したデータそのものへのアクセスが確認された事案です。利用者は3つの事象を混同せず、公式案内と個別通知を確認し、不審な接触は公式窓口へ相談してください。