通販の「後払い」を使った人に関わる続報

通販で商品を受け取ってから代金を払う「クロネコ代金後払いサービス」。このサービスへの不正アクセスについて、ヤマト運輸が10月2日に第2報を公表しました。

不正アクセスを確認したのは9月28日、最初の公表は9月29日です。今回、一部利用者や加盟店に関する情報が外部へ漏えいした可能性があると明らかにしました。

住所だけでなく、請求金額や商品明細も

対象となる可能性がある利用者情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、与信番号、請求金額、債権残高、商品明細です。

住所や連絡先に加え、支払いや購入内容に結び付く情報が含まれる点が気になります。一部加盟店の名称・コード、サービス担当社員の氏名についても、漏えいした可能性があるとしています。

カード情報とパスワードは含まれない

ヤマト側は、クレジットカード情報やパスワード情報などは含まれないと説明しています。ただし、カード番号が対象外だから今回の影響がない、と一括りにできるものではありません。

氏名や請求に関する情報を含む連絡が来た場合でも、それだけで正規の案内だと判断しないことが大切です。

ヤマトの荷物を受け取った人全員の話ではない

今回の対象サービスは「クロネコ代金後払い」です。普段宅急便を使っている、荷物を受け取ったという理由だけで、全員が対象と決まったわけではありません。

また、後払いサービスの利用者すべてについて漏えいが確認された、という発表でもありません。対象となった情報や範囲は引き続き調査中で、件数や対象期間を確定した数字として扱える段階ではありません。

不審な支払い案内は、公式のお知らせから確認

同社は、情報漏えいが確認された人には個別に連絡する方針を示しています。一方、支払いを急がせるメールやSMSを受け取った場合は、その本文のリンクだけを頼りに手続きを進めず、公式サイトから状況を確かめたいところです。

クロネコ代金後払いサービスの復旧時期は、確認でき次第案内するとしています。宅急便を含む他のサービスは通常どおりです。

原因や手口について、未発表のことは切り分ける

第2報は不正アクセスと情報漏えいの可能性を伝えるもので、攻撃にAIやAIエージェントが使われたとは発表していません。最近の事件が続いて見えても、個々の手口は調査結果を待つ必要があります。

まとめ

今回の続報は、クロネコ代金後払いの一部利用者の住所・連絡先・商品明細などが漏えいした可能性を知らせるものです。カード・パスワード情報は含まれないとされていますが、調査は続いています。

利用した覚えがある人は公式の続報を確認し、不審な支払い連絡はその場で判断しないこと。通常の宅急便利用と、今回の後払いサービスの問題は分けて捉える必要があります。