専用箱に入れ、開けずに箱ごと処理

ヤマト運輸は10月5日、個人向け機密文書リサイクルサービス「ECOBox」の小型2サイズを沖縄県を除く全国で発売しました。首都圏での先行販売から、利用できる地域を広げたものです。

使うのは専用の段ボール箱。不要になった書類を入れて封をし、ヤマトへ渡します。回収した箱は開封せずに溶解処理され、紙としてリサイクルされます。家庭用シュレッダーで一枚ずつ処理する手間を減らせる仕組みです。

税込1,760円と2,860円。箱代と処理料は別払い

A4スリムはキット990円と溶解処理770円で、合計1,760円。A4レギュラーはキット1,540円と溶解処理1,320円で、合計2,860円です。いずれも税込です。

キットはヤマト運輸の営業所やクロネコマーケットで購入します。処理するときは営業所へ持ち込むか、セールスドライバーへ集荷を依頼します。キットを買った時点ですべての料金を払ったことにはならず、処理料は回収時に現金で支払います。

ホチキスやクリップはそのままでOK。ただし何でも入れられるわけではない

紙についているホチキス針、クリップ、綴じひもは外す必要がありません。書類から金具を一つずつ取り除く作業を減らせるのは、まとめて片づけるときに助かる点です。

一方、クリアファイル、CD・DVD、ビニール製バインダーなどは対象外です。普通紙以外の写真なども入れられません。紙の書類と、それを収納していたプラスチック製品を混ぜて渡せるという意味ではありません。

使う前に、公式ページの投入できるもの・できないものを確認してください。自分で用意した段ボール箱は使えず、専用キットが必要です。

処分する前に、必要な書類が残っていないかを確認

古い書類だからといって、すべて不要とは限りません。契約が続いている保険の書類、原本が必要な証明書、保管義務のある書類などは、必要な期間や用途を確認してから分けたいところです。

溶解処理へ渡したあとで、箱の中から一枚だけ取り戻すことを前提にはできません。書類の選別を済ませてから封をし、投入できないものが混ざらないようにします。

まとめ

ECOBoxのよさは、不要な紙の書類を専用箱にまとめ、ホチキスやクリップを外さず処理へ出せることです。箱代と処理料を合わせた総額、回収時の現金払い、投入できないものの3点を先に押さえておくと、使うかどうか判断しやすくなります。

家庭の書類を片づける方法は、量や手間によって変わります。まずは残す書類を分け、そのうえでシュレッダーで処理するか、箱ごと依頼するかを選ぶサービスです。