どんな問題?

Microsoftによると、File Historyが外付けドライブまたはネットワークの保存先へバックアップ・復元できない場合がありました。対応するドライブが接続されて正常に使えていても、『ドライブを再接続してください』と誤って表示されることがあると説明しています。

File Historyは、ドキュメント、写真、ビデオ、デスクトップなどの変更を外部ドライブやネットワークへ定期的に保存するWindowsの機能です。機能が動かなければ、新しい変更分が保護されない可能性があります。

対象はWindows 11 24H2・25H2

Microsoftは、Windows 11 version 24H2および25H2向けのKB5124010で、この問題を修正したと案内しています。KB5124010は9月22日公開のプレビュー更新です。

プレビュー更新は、すべての人へ直ちに配信される通常の月例セキュリティ更新とは扱いが異なります。導入するかは、利用中のOSバージョン、会社や学校の管理方針、更新の状況を確認して判断しましょう。

まず最終バックアップ日時を確認

File Historyを使っている人は、保存先ドライブがつながっているかだけでなく、最後のバックアップがいつ成功したかを確認しましょう。大切な写真や仕事のファイルを最近編集しているなら、更新日時も見ておくと安心です。

Microsoftの通常の案内では、外付けドライブが接続されていること、ネットワーク保存先の場合はFile Historyで保存先を選び直すことが基本の確認項目です。今回のような更新後の問題では、ドライブが正常に見えても機能が失敗する場合がありました。

重要なファイルは追加コピーを

更新の適用を待つ間や、バックアップの成功を確認できない間は、重要なファイルを別の外付けドライブ、クラウド、信頼できる別の保存先へ追加コピーしておくと、復元できる選択肢を増やせます。

ただし、コピー先が一つだけでは故障や誤操作の影響を受けることがあります。必要に応じて複数の保存先を使い、コピーが実際に開けるかまで確認することが重要です。

セキュリティ更新を安易に削除しない

不具合が起きると、更新プログラムをすぐ削除したくなるかもしれません。しかし、セキュリティ更新には脆弱性への対策も含まれます。個別の状況を確認せず、更新のアンインストールを一般的な対処として勧めることはできません。

Microsoftの修正情報、利用中の端末の管理者、会社や学校のIT担当者の案内を確認し、データ保護を優先して対応しましょう。

まとめ

WindowsのFile Historyで、外付けドライブやネットワーク保存先へバックアップ・復元できない問題があり、MicrosoftはWindows 11 24H2・25H2向けKB5124010で修正を案内しています。

更新を入れるかどうかとは別に、まず最終バックアップ日時を確認し、重要なファイルは追加コピーを取ることが大切です。バックアップは『設定した』だけでなく、『最近のファイルを復元できる』状態かを定期的に確かめましょう。