免許証の画像を信じて、約2万円を送金した例
国民生活センターは10月6日、SNSなどでのチケット転売トラブルについて注意を呼びかけました。10月9日にはINTERNET Watchも、ライブやスポーツ観戦で起きた相談例を伝えています。
紹介された一例では、SNSの投稿を見てライブのチケット2人分を約2万円で譲り受ける約束をし、相手が送ってきた免許証の画像を信用して送金。その後、連絡が取れなくなりました。決済アプリには警告も出ていたといいます。
定価や身分証の画像だけでは、相手を確かめられない
「高すぎる転売だけに気を付ければよい」という話ではありません。定価での譲渡を装う投稿でも、チケットが本当にあるか、送られてきた身分証の画像が相手本人のものかは別の問題です。
チケットを探すときは、主催者のサイトから正規の販売先を確認することが基本になります。検索結果の上位に出てきたサイトでも、正規販売か転売の仲介かを確かめたいところです。
チケットが届いても、入場できるとは限らない
主催者の規約によっては、転売されたチケットでの入場が認められません。お金を払って受け取った後で使えないと分かることがないよう、公演や試合の公式ルールを先に確認する必要があります。
行けなくなったチケットを譲る側も、主催者などが用意する公式リセールを利用するのが基本です。公式の仕組みがあるか、申し込み期限や対象チケットの条件はどうかを見ておくと判断しやすくなります。
困ったら188へ。追加の送金を急がない
送金したのに受け取れない、相手と連絡が取れないといったときは、消費者ホットライン「188」で地域の消費生活センターなどに相談できます。
転売の仲介サイトを使った場合でも、必ず返金してもらえるとは限りません。国民生活センターは、会場での手渡しを約束した相手に会えず、返金でも争いになった例を紹介しています。支払う前に、トラブル時の対応も含めて確かめたいところです。
まとめ
チケットを譲るという相手から免許証の画像が届いても、取引が安全だという保証にはなりません。正規販売や公式リセールを優先し、入場条件と支払い時の警告を確認することが、楽しみにしていた日のトラブルを避ける第一歩です。

行きたい気持ちが強いときほど、公式の販売方法を確認しよう。
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