2027年1月から。いつも送る荷物はいくら変わる?

佐川急便の宅配便が、2027年1月1日から値上げされます。ただ、平均約13.8%という数字だけでは、自分が送る荷物の負担は分かりません。関東から関西へ送る例では、60サイズは20円増ですが、260サイズは1,680円増になります。

佐川急便は10月2日に改定を発表し、10月3日のANN系の報道でもサイズによる違いが取り上げられました。家族への荷物や個人売買の発送など、送料を自分で負担する場面では気になる変更です。

関東から関西へ送る場合の、新旧料金

佐川急便の公式資料にある例では、60サイズが1,040円から1,060円へ、100サイズが1,630円から1,650円へ変わります。どちらも20円の増額です。

一方、160サイズは2,570円から2,960円へ390円増、260サイズは8,420円から10,100円へ1,680円増になります。いずれも関東発・関西着の税込運賃の例で、全国のどの送り先でも同じ金額になるわけではありません。

「平均13.8%」を、そのまま自分の送料に掛けない

約13.8%は、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便の対象となる届出運賃を、改定前後で比較した平均です。実際の改定率は荷物のサイズや地域によって異なります。

すべてのサービスが同じ割合で上がる発表でもありません。たとえば航空便などの平均改定率は約2.7%と案内されています。利用するサービス、荷物のサイズ、送り先の組み合わせで料金を見る必要があります。

通販の送料まで一律に上がると決まったわけではない

今回の発表の中心は届出運賃です。契約運賃を利用する顧客には、契約内容や利用状況を踏まえて営業所から順次案内するとしています。

そのため、通販店が表示する送料や、個人売買サービスの配送料金へ、そのまま13.8%を加えればよいとは言えません。買うときや出品するときは、そのお店・サービスの料金案内を基準にしたいところです。

大型家具の配送や、紙の請求書も改定対象

大型家具・家電設置輸送サービスなども改定対象です。紙の請求書の発行手数料は、2027年1月1日以降、1通あたり100円から200円へ変わります。この手数料の表示は税抜なので、前の運賃例とは税区分が違います。

佐川急便は、人材・車両・施設・資材を確保する費用の上昇と、輸送力や物流網を維持するための投資を理由に挙げています。

まとめ

今回の値上げは、送る荷物によって負担の増え方がかなり違います。小さい荷物の例だけでも、平均の数字だけでも、自分への影響は判断しにくい変更です。

大きいものを送る予定があるなら、商品代だけでなく送料も含めて考えたいところ。2027年1月から使うサービスの新料金を、サイズと送り先に合わせて確認しておきましょう。