SNSという呼び名だけで線を引かない方針

ノルウェー政府は10月19日、子どものSNS利用に年齢制限を設ける法案について、サービスの有害性を対象の条件に加える方針を公表しました。設計や機能、内容が子どもの発達や安全にリスクをもたらすかに着目します。

従来の案ではゲームやメッセージサービスに広く例外を設ける必要がありましたが、有害性を基準にすることで例外を外し、害のある機能を持つゲームなども対象に含める考えです。無害なゲームや学校との連絡まで一律に禁じるという説明ではありません。

Roblox、TikTok、Snapchatを具体例に

政府は、現在の設計のTikTok、Roblox、Snapchatは対象になるとの見解を示しています。念頭にあるのは有害な内容、依存を招く機能、違法な広告、知らない相手からの望まない接触などです。

日本の家庭でも、ゲームで遊んでいる時間の中にチャットや交流が含まれることがあります。遊ぶ内容だけでなく、誰とつながり、どんな機能を使うかを見るきっかけになる動きです。これは日本で同じ年齢制限が決まったというニュースではありません。

境界は16歳の誕生日ではなく、その年の1月1日

政府が示す年齢制限は、16歳になる年の1月1日まで適用する案です。「16歳未満」という短い表現だけでは、誕生日まで禁止する案と誤解されるため、年単位の境界を押さえる必要があります。

法案は2026年内に議会へ提出することを目指しています。10月19日の発表は対象方針の説明であり、法律が成立した、あるいは子どもが今すぐRobloxを使えなくなったという発表ではありません。最終的な内容や施行時期は今後の手続きに関わります。

まとめ

サービスの名前や分類より、有害な機能と子どもの安全に焦点を当てた規制案です。Robloxを含む対象方針と年齢の境界は示されましたが、現時点では法案提出に向けた段階。家庭で利用を話し合う際にも、具体的な交流機能や相手に目を向ける材料になります。