AIは「誰にも相談しない」に次ぐ相談先

友だちのことで悩んだ経験がある小中学生に、誰に相談することが多いかを尋ねた結果では、最も多いのは「誰にも相談しない・自分で解決するか我慢する」で33.8%でした。AI(ChatGPTなど)は22.4%で、次に家の人16.4%、ほかの友だち12.4%と続きます。

そのほかはインターネット7.8%、学校の先生3.5%、兄弟姉妹0.9%、その他2.8%でした。AIが最多でも過半数でもない一方、人に話す以外の入り口として使われていることがうかがえます。

2,236人全員に対する22.4%ではない

調査は7月21日~9月7日、ニフティキッズの訪問者を対象にインターネットで行われ、有効回答は全体で2,236人でした。ただし、全体には小中学生以外の回答も含まれています。

さらに、相談先の設問は友だちの悩みを経験した小中学生が対象です。この設問だけの回答人数は資料に示されていないため、「2,236人の22.4%がAIに相談した」とは読めません。

調査全体の回答者は女性85%、男性7%、未選択8%で、サイトの利用者による回答です。全国の小中学生から無作為に選んだ代表的な調査とは異なります。

分かるのは相談行動。AIの正しさを証明する結果ではない

この調査が尋ねているのは、子ども自身が答えた相談相手です。AIに相談したことで悩みが解決したか、回答が正しかったか、安全だったかを測った結果ではありません。

家庭で考える材料になるのは、AIを使っているかどうかだけではなく、困ったときに誰へ話せているかという点です。「誰にも相談しない」が最も多かったことも、あわせて受け止めたい数字です。

まとめ

AIへの相談22.4%という数字は、友だちの悩みを経験した小中学生のサイト利用者の回答です。対象や調査方法を踏まえつつ、子どもが一人で抱え込まずに話せる相手を考えるきっかけにしたい結果です。