余剰電力を見て、Teslaの充電を調整

Nature Remo E / E2がスマートメーターまたは主幹の計測と連携し、売電に回る余剰電力を確認します。余剰が増えればTeslaの充電電流を増やし、減れば下げ、余剰がなくなれば充電を停止する仕組みです。

発電量は天候で、家庭の消費電力は家電の使い方で変わります。公式では余剰電力を5分ごとに確認して制御すると案内しています。毎回手作業で充電量を変えなくてよい点が、この機能の中心です。

利用条件は太陽光、Remo E / E2、対応Tesla

利用には、自宅に太陽光発電設備があり売電が発生していること、Nature Remo EまたはNature Remo E2で電力を計測していることが必要です。Nature Remo E lite / E2 liteは対象ではありません。

Tesla側は遠隔充電操作に対応し、車両ソフトウェアが2024.44.32以上であることなどの条件があります。2018年以前のModel S / Model Xは対象外です。購入前にTeslaアカウントを連携し、対象車両かを確認できます。

月額300円、初月無料

料金は月額300円(税込)で、初月は無料です。無料期間中に解約すれば費用はかからず、最低契約期間や違約金はないと案内されています。支払いはApp StoreまたはGoogle Playのアプリ内課金です。

太陽光発電とEVがあれば誰にでも同じ効果が出るわけではありません。公式も、料金プラン、発電量、家庭の使用状況、EVの使い方によって効果は変わり、削減額を保証しないとしています。

蓄電池と車、どちらを優先するか

ECHONET Lite対応の蓄電池を連携している場合は、Teslaと蓄電池のどちらを優先するかを設定できます。車の残量が設定値を超えた後は、余剰電力を蓄電池へ優先して回す考え方です。

蓄電池は必須ではありません。車にどれだけ充電したいか、夕方以降の家庭用電力をどれだけ蓄電池に残したいかによって、使い方を選べます。

『売る』だけではない太陽光の使い道

売電単価と買電単価、発電量、日中に車をつないでおけるかなどで、家庭ごとの向き不向きは変わります。それでも、余った電気の使い道を自動で調整する発想は、太陽光とEVを持つ家庭には分かりやすい選択肢です。

利用前には、対応機器、電力計測、Teslaアカウント連携、充電環境を公式の利用条件で確認しましょう。通信や車両の状態によっては制御が遅れたり実行されなかったりする場合もあります。

まとめ

Nature Remo E / E2の「スマートEV充電 for Tesla」は、太陽光の余剰電力に合わせてTeslaの充電電流を自動調整する月額300円のオプションです。

便利さは、太陽光、売電、対応Tesla、電力計測という条件を満たす家庭向けであることを理解したうえで判断したいところです。手動調整を減らし、余剰電力を自家消費へ回したい家庭には気になる機能です。