何が、いつ変わる?
3行の円普通預金金利は、2026年11月2日から年0.400%から年0.500%へ改定されます。表示はいずれも年率・税引前です。
普通預金に預けているお金へ付く利息が増える方向ですが、実際の受取額には20.315%の税金がかかります。口座残高や預け入れ期間によっても差が出ます。
金利が0.1ポイント上がると
たとえば1年間、100万円を普通預金へ置いた場合、税引前の単純計算では年0.4%で約4,000円、年0.5%で約5,000円です。実際の利息は日々の残高や税金などで変わります。
額面だけを見ると大きな差ではなくても、長く置くお金や家計の預金全体で考えると、確認する意味はあります。
短期プライムレートも改定
三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、短期プライムレートを年2.375%から年2.625%へ改定すると発表しました。改定日は普通預金と同じ11月2日です。
短期プライムレートは、主に企業向けの短期貸出金利の基準の一つです。普通預金金利と同じ発表日に改定されても、すべての個人向けローンの金利がそのまま同じ幅・同じ日に変わるという意味ではありません。
変動型住宅ローンは契約内容が大切
変動型住宅ローンは、銀行ごとに基準金利、優遇幅、見直し時期、返済額へ反映される時期が異なります。短期プライムレートだけを見て、自分の返済額がいつ、いくら変わるかを判断することはできません。
借入中なら契約書、返済予定表、銀行からの案内を確認し、不明な点は借入先へ問い合わせるのが確実です。新たに借りる場合も、表示金利だけでなく条件を比べましょう。
預金と借入は別々に確認
預金金利の上昇は、預ける側にはプラスです。一方、借入の金利は家計への影響が大きくなることがあります。
同じ銀行のニュースでも、預金と住宅ローン、カードローン、事業性融資は別の商品です。『銀行の金利が上がった』と一つにまとめず、自分が使っている商品ごとに確認することが大切です。
まとめ
3メガバンクの普通預金金利は、11月2日から年0.5%になります。預金の利息が増える一方、同時に発表された短期プライムレート改定を、住宅ローンの一律・即時の値上げと受け取らないことが重要です。
預金は自分の残高と税引後の利息を、ローンは契約内容と銀行の個別案内を確認しましょう。金利のニュースを、自分の家計へどう関係するか考えるきっかけにしたいところです。

預金もローンも、自分の契約を確認しよう
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