家族との連絡は残して、参加機能だけを止めたい

子どもの帰宅や予定の連絡にLINEを使う家庭にとって、アプリ全体を使えなくすることと、知らない人との交流機能を制限することは違います。10月22日のINTERNET Watchは、この点をLINEヤフーの松本健太郎氏に取材しています。

記事では、LINEを利用できる状態のままオープンチャットだけを無効にする設定はないと説明されています。今回のニュースは、新たに子どもの利用を許可・禁止する制度を発表したものではありません。現状で保護者が選べる制限手段についての説明です。

個別に止める設定と、安全対策の有無は別の話

個別の無効化設定がないからといって、未成年への保護や監視の仕組みが一切ないという意味ではありません。サービス側の対策があっても、家庭が特定の機能を使わせない選択をできるかは別の問題です。

端末やアプリ全体の制限を検討する場合も、家族との連絡を残せるのか、どの機能まで止まるのかを区別する必要があります。『LINEを許可したから交流機能も個別に管理できるはず』とは考えず、実際にできることを確かめたいところです。

別の名前でも、投稿から個人情報が伝わることはある

普段のLINEとは別の名前で参加できることは、本名を出さずに話しやすい利点につながります。ただし、名前を変えれば投稿内容まで匿名になるわけではありません。

例えば学校や近所の話、写真に写った場所など、本人が名前のつもりで書いていない情報から生活圏が伝わることも考えられます。これは特定の被害が今回確認されたという話ではなく、家庭で投稿内容を考えるための例です。公式のガイドラインも参考に、何を公開しないか、困ったときに誰へ相談するかを話しておくことができます。

まとめ

家族との連絡用LINEを残し、オープンチャットだけを無効にする設定は、担当者取材の説明では用意されていません。サービス側の保護と、家庭で選べる制限を分けて理解し、名前以外の投稿情報にも目を向けて利用を考えたいところです。