190円は将来の仮定、158.8円は報道にある価格
追加情報の確認時点は2026年10月26日16時35〜37分(日本時間)です。北海道文化放送の25日9時の報道にある配達価格は、21日発表の北海道の158.8円/L。190円/Lは仮定であり、確定した値上げや到達予測ではありません。
同報道が紹介した販売会社の4人家族・1シーズンの試算は、120円/Lで14万4,000円、190円/Lで22万8,000円です。金額を単価で割ると、どちらも1,200Lになります。これは試算からの編集部による逆算で、4人家族の平均使用量を示す統計ではありません。
8万4,000円増と3万7,440円増は、比べる価格が違う
1,200Lを使う計算では、120円から190円への差は70円×1,200L=8万4,000円です。一方、報道にある158.8円から仮に190円へ変わる場合は、31.2円×1,200L=3万7,440円の差になります。
「8万4,000円増」は120円を基準にした数字で、報道価格158.8円からの増額ではありません。家計に当てはめる際は、どの単価を出発点にするかを分けて考えます。
自宅の使用量なら、灯油代はいくらになる?
以下は使用量×単価だけで求めた独自の計算例です。各単価がシーズンを通して一定と仮定し、暖房機器の電気代などは含めません。実際の請求額や相場の予測ではありません。
600Lの場合:120円/Lなら7万2,000円、158.8円/Lなら9万5,280円、190円/Lなら11万4,000円。
1,200Lの場合:120円/Lなら14万4,000円、158.8円/Lなら19万560円、190円/Lなら22万8,000円。
1,800Lの場合:120円/Lなら21万6,000円、158.8円/Lなら28万5,840円、190円/Lなら34万2,000円。
購入履歴と見積もりを使って冬の予算を考える
まず前のシーズンの配達票や購入履歴から、購入量の目安を出します。次に契約先の見積単価を掛け、190円などの仮定でも計算すれば、値上がりした場合の差額を見られます。
購入量と実際の消費量は、シーズンの初めと終わりのタンク残量によってずれます。給湯にも灯油を使っている家庭では、購入した全量が暖房用とは限りません。履歴の数字を、そのまま暖房だけの使用量と決めつけないことも必要です。
地域や買い方による違いにも注意してください。札幌市の価格調査は市内100店舗を対象に原則毎月10日に行い、多量配達と18L小缶を分けています。比較するときは地域・調査日・配達形態をそろえ、別の調査値を同じ条件の価格として扱わないようにします。
まとめ
22万8,000円という試算は、すべての家庭の暖房費ではありません。自宅の量と契約先の単価に置き換えれば、冬の支出の目安と、単価が上がった場合の差を分けて考えられます。190円になるかを予測する数字ではなく、負担の変化を確かめる仮定として使いたい試算です。
ARECHIN'S NOTE
あれちんのひとことあれちんって? →
仮の話とはいえ、暖房費が1シーズンで22万円を超えるという試算には驚きますね。冬に必要な出費がここまで膨らむのは、とんでもない負担です。なんとか値上がりに歯止めがかかってほしいです。
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