Firefoxに組み込まれた無料機能

MozillaはFirefoxのbuilt-in VPNを、ブラウザーから使える無料機能として案内しています。Mozilla accountへサインインして利用します。

利用できる地域には日本が含まれますが、機能は段階的に提供されています。対象地域でもすべての利用者に直ちに表示されるとは限らないため、Firefoxを更新して設定画面を確認しましょう。

月50GBまで、Firefoxの閲覧通信が対象

無料枠は月50GBです。上限へ近づくとFirefoxが通知し、上限に達すると次の月初までVPN保護は一時停止します。

Mozilla Supportは、built-in VPNがFirefoxを閲覧している間のIPアドレスと位置情報を隠す機能だと説明しています。端末上のほかのアプリや、別のブラウザーの通信まで保護するものではありません。

端末全体のMozilla VPNとは別

Mozillaには別途、端末全体を対象にする有料のMozilla VPNがあります。Firefoxのbuilt-in VPNと混同しないことが重要です。

動画アプリ、メール、ゲームなども含めて端末の通信を保護したい場合、Firefox内だけを対象とするbuilt-in VPNでは範囲が足りません。何を守りたいのかに合わせて選びましょう。

デスクトップ版とAndroid版で段階的提供

Mozillaの案内では、built-in VPNはFirefoxのデスクトップ版とAndroid版で段階的に提供されています。今回確認した公式案内にはiOS・iPadOS版の提供は含まれていません。

iPhoneやiPadで同じ機能を使えると決めつけず、利用する端末とFirefoxの最新案内を確認してください。Mozilla VPNアプリの対応状況とは別です。

公共Wi-Fiでも万能ではない

Firefoxで開くページの通信範囲では役に立つ可能性がありますが、built-in VPNをオンにすれば公共Wi-Fiのすべてのリスクを防げるわけではありません。偽のWi-Fiへの接続、怪しいサイトでの入力、フィッシングなどには別の注意が必要です。

重要な操作ではURLや接続先を確認し、OSやブラウザーを更新すること、必要に応じて端末全体を対象とする対策を使うことも大切です。

まとめ

Firefoxの無料built-in VPNは、日本を含む対象地域で月50GBまで、Firefox内の閲覧通信を対象に使える機能です。普段使うブラウザーからオンにできる手軽さは魅力ですが、端末全体のVPNではありません。

Mozilla account、対応地域、段階的提供、データ上限、対象端末を確認して、自分の使い方に合う範囲で利用するのがよさそうです。