Dysonが歯ブラシを作った
歯ブラシにカメラ。しかも価格は499ドル。これだけ聞くと、「そこまで必要?」と思ってしまいます。
Dysonが発表した正式名称「Dyson CameraJet electric toothbrush with flosser」は、カメラと洗口液のジェットを組み合わせた電動歯ブラシです。Dyson公式では、2026年9月1日から米国のdyson.com、Dyson Demo Store、選ばれた小売店で展開すると案内しています。米国価格は499.99ドル。日本での発売時期や日本価格は、現時点では確認できません。
歯ブラシにカメラ。何を見るの?
CameraJetには、歯のすき間を見つけるための1mm・10万画素のマクロレンズカメラが搭載されています。Dysonによると、カメラは毎秒28枚の画像を解析し、AIの機械学習アルゴリズムが歯間を認識します。
ここで行うのは、歯間を見つけてジェットを当てるための認識です。虫歯や歯周病を発見・診断する医療機器として案内されているわけではありません。
必要な場所へ洗口液をジェット噴射
歯間を検出すると、円すい形のジェットが洗口液を噴射します。ブラシで表面を磨く動きと同時に、歯のすき間へ液体を当てる「precision-flossing(精密フロッシング)」という仕組みです。
Dysonは、泡が少ない洗口液や歯みがき剤との組み合わせを推奨しています。これは一般的なブラッシングにジェット機能を加える製品であり、自己流の歯間ケアをすべて置き換えるものとしては説明されていません。
スマホで自分の口の中を見る
MyDysonアプリに接続すると、歯磨き中のライブ映像を見たり、歯を別途確認したりできると案内されています。ガイド付きのクリーニング、どこを磨いたかを示すカバレッジ表示、習慣に基づくフィードバックも利用できます。機能は地域によって異なる場合があります。
カメラ付き製品として気になるプライバシーについて、Dysonはカメラがライブ表示または自動ジェットに必要なときだけ動作し、画像は本体・アプリ・クラウドに保存も共有もされず、Dysonや第三者もアクセスできないと説明しています。
499ドル。それでも価値はある?
499ドルは、一般的な歯ブラシとして見ればかなり高額です。日本円へ固定換算して考えるより、まずは日用品にここまで払うか、という価格帯だと受け止めるのが自然でしょう。
一方で、自分の口の中を確認できること、磨き方についてフィードバックを受けられること、毎日使うものだという点に価値を感じる人はいるかもしれません。歯科受診を減らせるといった話ではなく、毎日の歯磨きを見直す道具として、価格に見合うかが問われそうです。
歯医者で見た「自分の歯」が家でも見られる?
歯科医院では、口腔内写真などを使って、どこに注意して磨けばよいか説明されることがあります。CameraJetは歯科診療の代わりではありません。
それでも、自分では見えにくい口の中を確認しながら、日々のケアをするという体験が家庭へ入る点は面白いところです。「もっと強く磨く」「もっと速く振動する」とは別の方向から、歯磨きの習慣を変えようとしている製品に見えます。
まとめ
CameraJetは499ドル。価格だけを見れば、かなり高価な歯ブラシです。
でも面白いのは、「自分の口の中を見ながら磨く」という方向へ進んだことです。カメラやAIが家電だけでなく、毎日の健康管理へどこまで入ってくるのか。日本でも発売されるのか気になる製品です。

歯ブラシにカメラ!? ……しかも500ドル!?
ARECHIN'S NOTE
あれちんのひとことあれちんって? →
これ、ちょっと気になります。
前に子どもを歯医者へ連れて行ったとき、口の中の写真を見せてもらって、『ここが汚れている』『ここを気をつけて磨いた方がいい』みたいに説明してもらったことがあるんですよね。
それに近いことを、自宅で自分でも確認できるようになるならすごいと思います。
もちろん499ドルとなると、歯ブラシとして考えればかなり高いです。
でも毎日使うもので、自分では見えない磨き残しに気づけるなら、単純に『高い歯ブラシだからいらない』とも言い切れない気がします。
これで歯医者へ行かなくてよくなる、という話ではもちろんないですけど、普段の歯磨きをちゃんとするための道具としてどこまで役に立つのか、かなり気になりますね。
SOURCES
