最大約420万件は、利用者の人数ではない

NTTソルマーレが10月21日に公表した不正アクセスの第4報を、22日のINTERNET Watchが伝えました。データベースの319件に加え、最大約420万件のログ情報の流出が確認されたとしています。

ログは同じ利用者に関する記録が重複する場合があります。そのため、この件数をそのまま被害人数に置き換えることはできません。最大件数はログに含まれる記録の数であり、重複を除いた人数ではありません。

パスワード・カード情報と、購入した本の話は区別する

データベースの319件にはハッシュ化されたパスワードが含まれます。一方、ログ情報にパスワードは含まれず、影響を受けたシステムにクレジットカード情報は保存されていないと説明されています。数字の大きさだけで、アカウントのあらゆる情報が流出したと受け取らないことが大切です。

購入履歴やMY本棚の情報の漏えい、購入した本や履歴の消失・破損は、今回確認された事実ではありません。「もし買った本が読めなくなったら」という電子書籍利用者の不安と、この事件で実際に確認された被害は分けて読む必要があります。

引き落としは、決済方法ごとの案内を確認

料金については基本的に自動引き落としはないとされますが、一部の決済では引き落としがあり、個別に対応する案内です。すべての利用者について請求が一切ないと断定できる状況ではありません。

自分の支払い方法や明細を確認し、公式のお知らせで該当する案内を見ることが確認の軸になります。利用者ごとに違う取引を、他の人の状況だけで判断しないほうがよさそうです。

まとめ

約420万件はログ情報の最大件数で、約420万人や購入した本の消失を示す数字ではありません。情報の種類、確認された範囲、決済方法ごとの対応を分けて読み、公式の続報と自分の利用状況を確かめたい事案です。