スマホで「本人です」と示せる場面が広がる

手続きをするために、財布からマイナンバーカードを探す。そんな場面の一部をAndroidスマホで済ませられるようにするサービスが、10月20日に始まる予定です。

デジタル庁は10月2日、「Androidのマイナンバーカード」の開始予定日を発表しました。Google ウォレットに追加して使い、これまでの電子証明書機能に、新たに属性証明機能を組み合わせます。

これまでの電子証明書と何が違う?

Androidではすでに、スマホ用の電子証明書を使った行政手続きなどに対応していました。今回の変化は、その機能に加えて、対面で本人や年齢、住民であることを確かめるためにも使えるようにする点です。

電子証明書が使えたことと、身分証として提示できることは同じではありません。今回の属性証明は、スマホでカバーできる役割を広げるものです。

お店や窓口の対応も必要

利用できるのは、読み取りに対応した官民の対面サービスです。開始日になれば全国のあらゆるお店や窓口で使える、という発表ではありません。

日常で使う施設が対応すれば、実物カードを取り出す手間は減りそうです。一方で、カードが必要な用事に出かけるときは、その利用先がスマホでの確認に対応しているかを先に見ておく必要があります。

手持ちのAndroidで使える?

対象になるのは、一定のセキュリティ基準を満たすチップを搭載したAndroid端末です。「Androidならどれでも使える」とはされていません。

対応端末の詳細は、10月20日までに公式サイトへ掲載される予定です。現時点で機種名を推測して判断せず、案内が出てから自分のスマホが対象かを確かめたいところです。

10月20日は予定。最終テストで変更の可能性も

デジタル庁は、最終テストなどによって開始日が変わる場合があると案内しています。利用するつもりで予定を組むなら、開始直前にも公式のお知らせを見るのが確実です。

また、スマホの身分証機能が広がることと、実物カードが不要になることも別の話です。対応していない場所まで一気に置き換わると考えず、使える場面が増える変化として受け止めると分かりやすくなります。

まとめ

Androidのマイナンバーカードは、10月20日開始予定。Google ウォレットに属性証明機能を加え、対応する対面サービスで本人・年齢・住民確認などに使えるようにする計画です。

ポイントは「自分の端末」と「使う場所」の両方が対応していること。対応機種の詳細と正式な開始案内が出てから、日常のどの場面で使えそうかを確認したいニュースです。