季節ごとにしまい直す家電を減らせるか

日本エー・アイ・シーは10月8日、アラジンのドライサーキュレーター「AFH-HC12A」を発表しました。10月22日発売で、オープン価格。店頭予想価格は税込30,580円前後です。

送風、温風、衣類乾燥を1台で使い分ける製品です。洗濯物を乾かす時期だけでなく、暑い時期の送風や寒い時期の暖房にも使えるため、季節家電の置き場所に悩む家庭には気になる選択肢になります。

乾燥時間83%短縮は、自然乾燥と比べた試験値

メーカーは、温風による衣類乾燥で自然乾燥に比べて時間を83%短縮できたと説明しています。試験は5.5畳の空間で、室温約20℃、湿度約70%、洗濯物2kg、衣類乾燥の温風「強」という条件です。

毎日の洗濯物が必ず同じ割合で早く乾くという意味ではありません。洗濯物の量や干し方、室内の条件で結果は変わります。また、除湿機能は案内されていないため、部屋の湿気そのものを減らしたい場合は、その目的に合う機器と比較したいところです。

洗濯物が落ちたときは、乾燥より安全を優先

2種類の赤外線センサーを用いる「Wシャットオフ」を搭載し、洗濯物などの落下物を検知すると電源を切ります。乾燥中に物が落ちた際、そのまま運転を続けないための仕組みです。

停止すれば乾燥も途中で止まります。安全機能があることを理由に洗濯物を本体へ近づけたり、落ちやすい干し方をしたりせず、設置距離や使用方法は製品の取扱説明書に従う必要があります。

温風と送風では消費電力が違う

公表されている消費電力は温風が1,200W、送風が15Wです。どのモードをどれくらい使うかで電気代は変わるため、1台で使い回せる便利さと、運転時の費用は分けて考えたい製品です。

防水性能の表記はIP24です。ただし、この表示だけで設置場所や水のかかり方を自由に選べるわけではありません。洗濯まわりで使う機器だからこそ、使用上の注意も一緒に確認したいところです。

まとめ

AFH-HC12Aは、部屋干しの補助に加えて送風・暖房にも使いたい家庭向けの新しい選択肢です。乾燥の試験条件、除湿機能の有無、安全な設置方法を押さえて、今使っている家電と役割が重ならないか考えると選びやすくなります。